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ながよえとせとら

わたし、ながよとその周りのえとせとらです。

フランス留学生が思う、テロのこと。

雑記-生活

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こんばんは。

おはようございます。

 

朝起きて、SNSを開いて1番に見たニュースはブリュッセルの爆発事件

「非日常」で、かつ「11月13日と同じようなこと」が起こったということ。

 

 

すぐに昨年11月13日のパリでのテロを思い出し、

その日の夜はずっとパソコンに張り付いてニュースを検索していたのも思い出しました。

今回はちょっとその回顧録を。

わたしが当時の心境を忘れないためにも、書かせてもらいます。

 

 

パリでのテロを知った時。

 

テロがあったと知ったのは、同じ大学の友達からのラインで、

「パリでテロがあったらしい」

「この間、パリで泊まってたところの近くかも」

 

え?

と思い、パソコン開いて検索。

 

え、どのくらいのテロなの?

パリのどこなの?

え、この間泊まってたところなの?

もうパリいけなくなるの?まだオルセー美術館行ってないよ。

 

え、めっちゃ大きいテロじゃん

え、40名死亡?いや、こっちのニュースは100名以上って言ってる。

なにこれ多発?一箇所じゃないの?

スタジアム?大統領もいたところで??

 

と、フランス時間の夜中に一人であたふたしていると、

日本から大丈夫?のラインやメッセージが。

 

強制帰国とか言われたらどうしよう。

まだ3ヶ月もたってないのに。

でもどうやって帰るの。

飛行機で帰れるの?空港行くほうが危なくない?

 

もう来年から欧州圏への留学がなくなったりする可能性も否定できない。

もうどこも安全なところなんてないじゃん。

安全ってなによ。

安全ってなにが安全なの?

パリが狙われたんだよね?パリだよ?日本人なんてうじゃうじゃいるよね?

 

日本で安全だとあぐらかいてる人たちのほうが心配

ISとかなの?そっちと関係あるやつなの?

人種とか宗教ってなんでこうなるの?

 

逃亡中?犯人が?何人いるの...

 

え、こわい。

家から出たくない。

明日は授業ない休みの日。

買い物しないといけなかったけど、買い物もしたくない。

 

もしこっちでもテロがあったらどうしよう。

どうやって逃げたらいいの。

死んだふりのほうがいいの。

いや、まだ死にたくない。

日本のご飯食べないと死にたくない。

まだ旅行も全然してない。

 

家から出たくないし、怖すぎて出れない。

何に注意したらいいの。

何を警戒したらいいの。

どうやって生活したらいいの。 

 

家でも学校でも、みんながいても、もうどこにも安全なところなんてない

 

正直、行ったことがない東北よりも、

わたしにとってはパリでのテロのほうが衝撃で、ショックを受けました。

母国の日本の震災よりも、パリでのテロの方が、というのはなんとも言えない、複雑な心境です。

 

ブリュッセルもちょうど1か月ほどまえに行っていました。

つい最近、訪れた場所でテロが起きた、という事実はわたしの中でかなり大きかったです。

 

 

もう「安全なところ」なんてどこにもない。

 

このテロで感じたことはたくさんあり、

まだ頭の中で整理がついていないところもありますが、

一番に強く感じたことは、「もう安全な場所なんてどこにもないんだ。」ということ。

 

ISやシリアの状況、パリの状況、日本人の反応とか、テロの根本的な話ではなく、

「安全な場所ってもうないんだよ。」

という、もしかしたら当たり前のことなんだけど、日本にいる限りでは実感しずらいこと。

 

今、大学の図書館でこうやって記事を書いていますが、

こうしている今ももしかしたら大学内で爆発が起こってもおかしくはない。

 

考えすぎだと思われそうですが、

もう考えすぎだとか、そういう話じゃないんですよね。

 

ただただわたしは、

日本は安全だからって思っている人たちのほうが怖い。

 

「いや、違うよ。確かに、日本は他の国より安全かもしれないけれど、そう思っていることのほうが、わたしには怖いよ。」と。

  

だって、いま、Twitterのタイムラインみたら、

ブリュッセルのことなんてそんなに流れてこないですよ。

日本のメディアはあまり流してない印象を受けます。

フランスのメディアに比べたら、そりゃ当たり前かもしれませんが。

 

他にも思うところはたくさんあるけど。

テロの後も、まだ今も、たくさんのことを考えました。

SNSトリコロールカラーへの批判とあらゆる意見に対しても、

どうしてパリはみんなが注目するのに、シリアやトルコは関心を持たないのか?

日本のメディアって海外の情報流すのやっぱ遅いなあとか。

 

パリの時は、facebookでもTwitterでも、リアルタイムでどんな情報でも流れてきました。

写真も、日本ほど気を使っていないと思います。

「そのまま」が流れてきたりします。ここも日本と違うところ。

 

ということで、言い方かなり悪いですが、

普通の留学生よりも、わたしと同じ時期のフランス留学生たちは、それぞれいろんなことを思ったんじゃないかと思います。

 

パソコン開いて、辞書を片手に寝落ちして、

朝起きた時に見たメールは、総領事館からの注意喚起のメールと日本の大学からの安否確認のメール。

 

総領事館からのメールは読むだけで安心しました。

冷静に落ち着けたのはこのメールのおかげ、注意しようがないのかもしれませんが、意識することが大事だなと。

 

 

他の留学生もそうったんじゃないかなと。

 

いろいろ、ぞれぞれ思うところがある中で、

でもそれをどうしたらいいのかわからなかった人はきっとたくさんいるはず。

 

最後に。

大学では、精神面でのサポートもあり、先生たちも特に留学生には気を使ってくれた印象を持ちました。

パリって日本の東京だから、みんなそれぞれ知り合いとかいるんだろうし、でもそれでも「いつもと変わらない日常を送ることがテロへの報復だ」と言わんばかりに、いつもと変わらない日常になっていきました。

 

 

人間の力強さも感じたし、

どうしようもなく悲しくなったこともあったし、

いろんなことを思いましたが、今日はここらへんで。

 

 

図書館にいるので、今日もべんきょうじゃーーーー!!笑

 

 

 

(2286字)