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ながよえとせとら

わたし、ながよとその周りのえとせとらです。

ダイヤル式の南京錠があかなくなった。770回目くらいで開いたから愚痴を書く。

雑記 雑記-生活

鍵、かぎ

 

の、ダイヤル式の南京錠の番号がわからなくなり開けられなくなりました。

番号を忘れたわけではなく本当に「わからなくなった」んです。

 

旅行先のホテルから空港に早朝から行かないといけませんでした。

7時にホテルを出ないといけない。

6時に起きたのはいいけれど、荷物詰めてない。眠い。

 

ぼーっとしながら荷物を詰めて、スーツケースのチャックをじーーーーと引っ張って、両方のチャックを合わせて、穴に200円の南京錠のフックをかけて、鍵を閉めて適当にちゃっちいダイヤルを回してしまった。

 

本当は鍵を入れる時に番号を揃えて、覚えておかないといけないのに。それ自体を忘れてた。むしろいつも使っている番号は覚えてる。けど、ぼーとしすぎて何も考えずに南京錠の鍵を閉めてしまった。

 

閉めてしまってから気づいた。

あ、どうやっけあけるんだっけーって思った。

 

でも、その時はホテルを出ないといけなくてそれどころじゃなかったからパニックはならなかった。むしろ、冷静に「ググれば出でくるでしょ。」と思っていた。わたしの様子を見ていた友達の方がパニックになってた。

まあ、早く空港に行って、チェックインしたらwifi繋いで調べないとなーと思ってた。

南京錠を舐めていた。鍵を舐めすぎていた。

 

電車を乗り継いで、空港でチェックインして、カウンターでフランスの滞在許可書をガン見されて、音読された。誕生日とか帰国予定日を音読された。友達はいつも片言の日本語で「アリガトウ」とか「サヨナラ」とか言われていたのに、わたしは一言ももらえなかった。もらうだけじゃだめなんだなと思った。

 

wifiが繋がったのはいいけど、ラインとかメールとか見てたら南京錠のことを忘れていた。お腹も空いていたので朝ごはんをどこで買おうかという話をしながら、どんどん200円の南京錠のことを忘れていった。200円を舐めていた。

 

朝ごはんを食べながら、飛行機の中で見る映画のことばかり考えていた。

行きの飛行機では「博士と彼女のセオリー」を見ていたが残り30分を見切れなかった。レミゼのあの人やっぱりかっこよすぎる。メガネと前髪がいい!!!!と友達と盛り上がっていた。奥さん役の女優さんのワンピースがかわいい、とか。あの教授、ルーピン先生だよね、とか。あの演技どうやってしてるんだろうね、とか。なんか見ていて全体的に悲しいね、とか。でも、イケメンで補われるけどね、とか。

 

レミゼのイケメンのおかげで南京錠のことはもう忘れていた。

 

飛行機に乗ってすぐ映画を見はじめて離陸前に見終わってしまった。

でも、次に見たい映画は決まっていて日本で年末に公開された、のかな、「orange」という少女漫画のきゅんきゅんしそうな映画を見た。ら、土屋さんがかわいすぎた。声が、声がすごい。声がめちゃんこかわいい声をしていらっしゃる。ストーリーというか、なんというか、まあなんか普通な感情とか普通の高校生なんだろうけど、久しぶりに映画を見て泣いた。わたしは2、3ヶ月に1度のペースできゅんきゅんする映画を見たくなる時期がくるので、大抵のそういう映画は見てきた。本当に死ぬほど面白くない漫画原作の邦画も大抵見てきた。だいたいそこまできゅんきゅんしなくなった。普通に一番、恋愛系の映画じゃない映画でちょっとだけそういうところが出てくる方がきゅんするじゃんって思った。けど、割とorangeはわたし的漫画原作きゅんきゅん(するかもしれない)邦画上位に食い込んだ。や、上位じゃなくて中位かな。とりあえず、声が澄んでいた。半年中国にインターンしていた先輩がつちやたおを劇押しする理由がよくわかった。まれ。見てないけど。

 

で、つちやたおちゃんのおかげでもう頭の中には南京錠のことなんかなかった。

 

また、土屋たおちゃんを見終わる前にトランジットで1度飛行機を降りた。

ここでやっとwifiにスマホをつなげて、ツイッターを見ていた。3時間半のトランジットの中で、搭乗1時間前にやっと、南京錠のことを思い出した。ちょっとググった。ら、あまりよく読まなかったがたくさん出てきたので満足して良さそうなものをスクショしておいた。それで次のフライトではorangeが終わったら「海街Diary」を見ることにした。でも、また結局、最後まで見終われなかった。加瀬亮が3回目くらいに出てきたところで終わってしまった。ああ、残念。割と最初の方で、長澤まさみがダメダメなヒモ彼氏を連れて、家の前で「部屋の鍵も付いてないんだよ〜」って言っていたのを聞いてドキッとした。南京錠のことを思い出した。セオリーでもorangeでも忘れてたけど、宇海街Diaryの長澤まさみのおかげで思い出せた。やっぱり、海街Diaryはすごいみたい。

 

そして、やっと、フランスの空港についてネットで検索した。

例のスーツケースが流れてくるのを待っている間、冷静に考えて開けられなかったらどうしようとやっと焦ってきた。そうしたら胃が痛くなってきた。

しばらくして待ってスーツケースを受け取った。

スクショした南京錠の開け方を見ながら何度も試した。空港から駅までのバスの中では寝ていたので試せなかったが、駅から家までの間は試してみた。

 

とりあえず、家に帰れた。家の鍵をスーツケースに入れていなくて本当によかったなと思った。家に帰ってから、あらためて検索した。いろんな方法で何度も試してみた。全然開かない。泣きそうになってきた。やっと現実がみれた。これはやばいとやっと気づいた。スーツケースがあかないと残りの旅行にも行けない。洗濯もできない。普段なら、まあ死ぬことはないよ、楽天的に考えられるのに南京錠では考えられなかった。1000回回せばいいのだが、それは途方もないと思っていたしやりたくなかった。この留学中で、一番つらいと思った。フランス語が話せないことよりも、授業内容がわからないことよりも、テストの点数があまり良くなかった時よりも、南京錠があかない時の方が泣きそうになった。あ、これはちょっとめちゃくちゃつらいかもと思った。

 

 

家族のラインに泣きついてみた。が、状況をよくわかっていない母と父は意味のわからない返事をしてきた。「番号がわからないから開けられない。適当な番号を入れてしまって、それがわからない。」と言っているのに、「誕生日なんじゃないの?」とか返事がきた。「いや、だから、さ....」もう返事をする気も失せたた。母がこんなURLを送ってきた。

南京錠に関するよくある質問・お問い合わせ

開いてみた。ら、こんなのが書いてあった。

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これをみてもうやらなきゃだめなんだなと思った。1000回やってやるかと思った。終わりのない世界だと思った。就活の方がまだ楽そうだともこの時は思った。でも冷静に考えればどう考えても就活の方が大変そうだ。

 

001から始める元気がなかったので、上から下に降りていくことにした。

999から600まで試した。ここで力尽きて寝てしまった。

 

朝、起きてから499から目指した。

500代は前にやっていた。

これでどの番号でもあかなかったらと思うと死ぬかと思った。

もう鍵なんてつけない、とまでは思わなかったが次からは小さい鍵で開ける南京錠にしようと思った。その小さい鍵を絶対に無くさないようにしようと思った。

 

そうしていたら、345で開いた。

開く時はびっくりするほど簡単に開いた。嬉しかったけど、疲れの方が大きくてスーツケースに対してキレそうになった。キレるべきは過去の自分だけど。

345って、なぜか綺麗に並んでいる数字だったのにもちょっとイラっとした。

どうせなら、729とか全然並んでない系の数字がよかった。しかも、001から始めた方がよかった。その方がもっと早く開けられたのに。あーあ。でもまああいてよかった。

 

 

最後に、ツイッターで教えてくださったみなさん、ありがとうございました。

元気でました。1000回やってみる勇気がでました。ありがとうございます!

 

 

 

 

 

 

と、南京錠の話をここまでぐちぐち恨みつらみを込めて書いたらすっきりした。

あーすっきり!今日はデトックスの日だ!いろいろ終わらせてやろう!すっきり!

 

おわり。